都会の真ん中、東京タワーがででんと目の前にそびえる美術館、It's mori! に行ってきた。
現代美術とやらと向き合う時、最初は何となく疲弊する。でも、囲いで覆われた別世界を出ると、よく分からないエネルギーが蓄積されていることに気付く。
それは、絶妙なロケーションによるマジックなのかもしれないけれど。
お金ではなく、もっと大きな何者かと闘っている人達の作品は、痛々しい。それはそれは壮絶な闘いが繰り広げられている。やり尽くされた手法から、少しでも新しいモノを生産する為に、身を削っている人達。それが斬新かどうかの判断は、一体誰が下すんだろう、とぼんやり思った。そんな神みたいな権限、持っていいんだろうか。聞け、答えよ、と笑いながら禅問答しているラサの一コマ。
どっと疲れた後、エスカレーターを下ると、小さなビルが沢山見える。小さな東京タワーが見える。行きと同じはずなのに、違う景色に見える。
昼間見る東京タワーの方が贅沢に思えた。
自由に楽しく生きている人が一番、という誰かが言ったコトバと、村上龍の「無趣味無趣味」が頭の中で交錯していた。でも、すごく清々しくて、アイスが美味しかった。そんな一日だった。
Wednesday, May 27, 2009
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