震災が起きてから色んなことを自粛しなさい、と言う人がいます。
でも、それに対してそれじゃ経済が回らないから適度にね、と反論する人も出てきました。
確かにそうかもしれない。でも、納得しきれていない、何となく歯がゆいこの気持ちは何だろう。
経済活動が萎縮しないようにするのは大切だけれど、地震によって何もかも失ってしまう、そんな絶望を味わった人に、理屈は通用するのか、と。
悲しいことに、想像できているようで、きっとできていないのだろう、というのが正直な気持ちです。
ただ、そうやって悲しい気持ちになった後でも、目の前においしいごはんがあったら、やっぱりおいしいと言って食べるし、お風呂に入って、暖かい布団に包まれる。それが普通の人間ではないかと思うのです。
だからこそ大切なのは、経済活動云々、、ということではなく、
おいしいごはんを食べるし、バラエティを見て笑ったりもするけれど、震災に対して人として悲しさを抱えているし、できることなら何とかしたいと思っているのだ、という気持ちを、被災された方に対して一人一人が伝えていくことなのではないのか、と。
自粛を呼びかけている人達は、怒りの方向性を「自粛」に向けるのではなく、被災された方への励ましにすればよいのではないかと思うのです。
免罪符のように正論を言うのは簡単だけれど、今だからこそ、経済が活性化することを目的にするではなくて、人の気持ちが経済を動かすような社会に変えていくべきなのではないかと。原点に立ち戻るべきなのではないか、と、願ってしまうのは私だけなのでしょうか。
痛々しくてもいい、しばらくは。
そんな思いがあります。
そして、実際、今はそういう状況なのだと思います。
Sunday, April 10, 2011
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